お知らせ
難波神社キモノフリマでお会いしたお客様が
完全ご予約制の喫茶店をなさっているとお聞きして訪問致しました。
(大阪市西区立売堀4-1-15 サツマパークビル2階)
ここでいいのかな?に始まり
到着するとお客様は私たちだけ。
何だか贅沢な気持ち💕
過日、文楽を観に行く前に
立ち寄らせて頂きました。
メニューは
身体に優しいものばかり。
鯉こくセット
食後の甘酒
どちらも、美味しくいただきました。
喫茶さと子様 のお名前で
Twitterから検索いただけます。
とても素敵な空間です。
機会がございましたら
是非お立ち寄りくださいませ!
二人並ぶと
#本藍染 の色合いが楽しめますね💕
#天然灰汁発酵建て #色無地 #夏着物 #綿帷子 #浴衣
#着物 #きもの #kimono #kimonostyle
#着物コーディネート
#着物好き
#カジュアル着物 #ふだん着物 #古今堂
#着物初心者 さん大歓迎の店
特岡和晒の反物を藍甕に浸ける緊張のとき💗
https://www.instagram.com/p/COo-ho6g9HZ/?igshid=1wb2el7lhyqg
一回につき約数分、
力士の立ち合いのような姿勢で
反物約12.5mを順繰りに染め付けて行きます。
濃色である #勝色 を均一に染め上げるには、
動画の工程を約30回繰り返す必要があります。
空気に触れること(酸化させること)で藍が付着するため、
1回染めるごとに甕から出して絞ります。
.
#天然灰汁発酵建て ですと
この作業を一甕につき
一日6回程が限度になります。
それ以上すると、
藍が疲弊しており色がつきにくくなるため、
藍には休んでもらう必要があるとのこと😴
反物を乾燥させて日をあらためて繰り返します。
「藍は生き物」と矢野先生はよく仰います。
.
本藍染で勝色を無地に均一に染めつけるのは、
大変な手間も時間も技術かかるため、
何反もの注文を受けて下さる本藍染の工場は世のなかにほとんどありません。
.
但し、天然灰汁の代わりに化学薬剤(苛性ソーダ等)を使うと、
ドーピングのような覚醒効果が起こり
藍を休ませずに染め付けが可能なため、コストも時間も効率化が図れます。
その副作用で、色合いに活力がなくて、色落ちや色移りしがやすい藍染商品となります。
本藍染や正藍染と謳っていても、
化学薬剤を使う「割建て」が世の中の多くを占めているのが現状です。
.
#本藍染矢野工場 さんの #本藍染 の活動は、
本来の藍染を産業のレベルで取り戻すことを目的とされています。
手法の開示、後継者の育成に労を惜しまない姿勢に敬服しています。
多くの方がふだん着感覚で、
本藍染の美しさと快適さを存分に実感頂けるために、
矢野工場さんのような本藍染の工程に立ち返る工場さんが増え、
販売業者さんも正しい表現に努めることを切に願っています。
本物志向のお客さまが増えている昨今、
きっと実現すると信じて❣️
工場さんを応援し、自らも正確な表記を心がけて参ります。
#天然灰汁発酵建て #藍染め #藍色 #勝色 #ふだん着物 #古今堂
#本藍染矢野工場 さんでは
藍建てするのに #大谷焼 の大きな藍甕を使われています。
厚みがあって温度変化しにくい大きな藍甕を作れる窯元さんは今では二軒のみ。
温度変化せず一定に保つのは
藍液の状態を保つのにとても重要なんだそうです。
折角、矢野さんへ伺ったのですから
お近くの #森陶器さん @mori_pottery へ今回も!と
素敵な陶器を選ばせていただきました。
徳島をイメージした深い藍色
藍を建てられる時に使われた灰が釉薬に入っているとお聞きして(森さんの若主人、ありがとうございました💕)
ふだん使いにしようと二つ買って参りました
💕
初おろし✨
手に馴染み、飲むたびに美しい色を楽しめます。
#本藍染
#森陶器
#藍染
#ふだん着物
藍の苗
藍染の藍はタデ科の一年草タデ藍が原料です。
春先に種まきをして、手間をかけて丁寧に育て、葉に一番色素が多くなる夏に収穫されます。
乾燥させて、そこに水をまきをしながら
100日かけて発酵させて本藍染の原料である蒅(すくも)を作る。
今回、訪れたのは
そんな種から芽🌱がでて、苗になり
畑に植える時期でした。
もうすぐ、畑に植えられる可愛い苗たち💕
やがて、すくもは染め師により
繊細な管理の元、藍建てがなされ
ようやく染色できる状態になります。
とてもたくさんの人の手が
本藍染を支えています。
ようやく帰阪
また、明日から
今回出会った素敵な方々に恥じないように日々の仕事に取り組みたいなと思います。
インスタライブ にご参加くださった皆様、ありがとうございました💕
#ふだん着物
#古今堂
#天然灰汁発酵建て #本藍染